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2007/09/02

台湾紀行 最終章「旅は人との出逢い」

「滞在最終日」

今日は遂に最終日となってしまった。

しかし、全く実感がない。

明日も普通に台北の屋台で昼飯を食らっているような気がする。

眠い目を擦りながら、しばらくそんな事を思案。

ほぼ日課となっている「チャンネルV」を見る。

台湾人アーティストのPVをバックにパッキング開始。

そうそう、私の旅行時の荷物は、毎回驚くほど少ない。

余計なものは殆ど持っていかない上に、衣服も洗濯するのを前提に数着しか持参しない。

その為、コーヒーを一杯飲み終わらないうちに荷造りは終了した。

しばらくすると、現地用の携帯がけたたましく鳴った。

相手は先日のパーティーで知り合った台湾人。

なんでも、空港まで見送ってくれると言う。

会社員なので当然仕事があるはずだが、もう既に有休をとったとの事。

正直泣けた・・・。

会ってまだ一週間しか経ってないのに、何だろうこの温かさは?

果たして逆の立場だったら、こんなに人に優しく出来るだろうか?

海外で親切にされる度に、もっと温かい人間になりたいと感じる。

待ち合わせのバス停に行くと、なんと朝食を用意していてくれた。

空港までの道のり、約1時間。

車中、つたない英語でポツリポツリ会話を楽しむ。

楽しい時間は矢の如く、空港に到着。

出発までしばらく時間があったのでフードコートへ。

さっき朝食を頂いたばかりなのに、また昼食をご馳走してくれると言う。

さすがに申し訳ないのと、まだ腹がすいてないという物理的な事もあり、断ろうとするも結局ご馳走してもらう運びに。

そうこうしている間に出発の時刻が近づき、徐々に重たい空気となった。

この時点でようやく、「本当に帰国するんだなぁ…」と実感。

そしていよいよ出発の時。

このまま湿っぽいのは嫌だったので、無理に明るく振舞う二人。

「次回は東京で!」

硬く握手を交わし、出国ゲートへ。

なんだか振り返るのが照れくさかったが、最後ぎりぎり見えるところで後ろを向いてみた。

するとそこには笑顔で大きく手を振りつづけている姿が…。

最後の最後まで、本当に素敵な旅だった。

機内でこの旅の事を時間をかけて回想してみた。

初日にひいたおみくじには、「いい出逢いが沢山ある」と記されていた。

事実、その通りとなった!

旅は人との出逢いである。

出逢いなくしていい旅はありえない。

台湾人は日本人に対して本当に優しい。

歴史上の暗い過去がありつつも、それでも優しい。

世界中どこを捜してもこれほど親日な国はないと断言出来る。

ただ私達日本人との間には温度差がある。

残念ながら、日本はあまり台湾を注視していない。

確かに、政治的な問題(日本と国交が無い、国連に未加盟)もあるだろう。

日本の欧米崇拝は今後も続くだろう。

でもいいじゃないか、もっと台湾と交流しても!

アメリカや日本に憧れている台湾の若者達と話していると、刹那的な部分も含め愛しさを感じた。

最後に、この旅のきっかけを作ってくれた我が愛すべき従兄弟の矢崎誠を始め、無償の優しさで私を迎え入れてくれた台湾の方々、またつたないこの日記を最後まで読んで下さった全ての方達に心からお礼と感謝の気持ちを言いたい。

「本当にありがとうございました!」

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